謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、若潮酒造は5つの酒造会社が熊本国税局管内第一号の協業組合として昭和43年8月に創業を開始し、平成20年8月に株式会社へと組織変更いたしました。現在、敷地内には2つの蔵を所有し、志燦蔵(しさんぐら)では近代的な技術を兼ね備え、安定した酒質のレギュラー酒を製造し、一方、千刻蔵(せんごくぐら)では昔ながらの手造りにこだわった味わいの焼酎を製造しております。
焼酎造りにかける熱い思いを胸に、「もっと旨い焼酎」をお届けできるよう、社員一同、努力を積み重ね「本物のうまさ」をさらに探求して参ります。また、GLOW EP05(グロー エピソードファイブ)が「酒屋が選ぶ焼酎大賞」で3年連続、芋焼酎部門にて大賞を受賞し殿堂入りいたしました。今まで、多くの方々にご愛飲いただいていることに感謝申し上げると共に今後も変わらぬご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。これからも安心安全な本格焼酎をお届けする為に、焼酎造りの研究開発に取り組みながら地域に根差した企業を目指します。
謹白
2024年11月1日
若潮酒造株式会社
代表取締役社長 下戸 誠司
社名 | 若潮酒造株式会社 |
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所在地 | 〒899-7104 鹿児島県志布志市志布志町安楽215番地(Map ) |
代表者 | 下戸 誠司 |
設立年月 | 昭和43年8月 |
事業内容 | 単式蒸留焼酎、スピリッツ、リキュールの製造及び販売 |
資本金 | 4,800万円 |
従業員数 | 35名 |
敷地面積 | 23,420㎡ |
昭和43年(1968) | 「若潮酒造協業組合」設立。内田酒造、下戸酒造、東條酒造、稲付醸造、上村醸造の5社が協業。 現在の「志燦蔵(しさんぐら)」にて[さつま若潮]の製造開始。「若潮(わかしお)」は公募により命名。 |
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昭和54年(1979) | 鹿児島県本格焼酎鑑評会にて最高賞にあたる優等賞代表を初受賞。 |
平成元年(1989) | 伝統の木樽蒸留、かめ壷仕込みを復刻し[千亀女(せんがめじょ)]を発売。 |
平成15年(2003) | 手造り蔵「千刻蔵(せんごくくら)」の完成。 |
平成17年(2005) | 長期貯蔵酒用「千刻蔵トンネル貯蔵庫」が完成。 「蔵元直売所」を新設。 |
平成20年(2008) | 協業組合を改め「若潮酒造株式会社」となる。 |
平成21年(2009) | 鹿児島県本格焼酎鑑評会、熊本国税局酒類鑑評会の二大鑑評会で最高賞を受賞。 |
平成29年(2017) | 設立50周年を迎え[さつま若潮]を[さつま白若潮]にリニューアル。 焼酎の新しい酒質に挑戦するブランド[GLOW]を立ち上げる。 |
令和元年(2019) | スピリッツ製造免許を取得し、木樽蒸留製ジャパニーズスピリッツ[424GIN]を発売。 |
令和2年(2020) | COVID-19の流行に伴う消毒用アルコールの不足に対応するため、高濃度スピリッツを製造。 |
令和3年(2021) | IWSC(インターナショナルワイン&スピリッツコンペティション)にて[千亀女 紫芋仕込み]がゴールドメダル初受賞。 SDGsに向けて大隅半島の規格外農作物を活用した香りのお酒[f spirits]を発売。 |
令和4年(2022) | 第1回酒屋が選ぶ焼酎大賞にて[GLOW EP05]が芋焼酎部門の大賞を受賞。 |
1968年8月、志布志市と大崎町の蔵元5社が協業し、若潮酒造協業組合が発足。各蔵元の技術を結集し、より高品質な焼酎造りを目指して、製造から販売まで一貫して行う完全協業の形で操業開始しました。それぞれの蔵元が保有していた5つの銘柄は統一され、一般公募の中から「さつま若潮」と命名されました。2008年に若潮酒造株式会社へと組織変更を行いましたが、現在も各蔵の後継ぎが協力し、地域のメンバーとともに運営しています。
稲付醸造
内田酒造
上村醸造
下戸酒造
東條酒造
鹿児島県の東部に位置する志布志市。古くから交易が盛んな港町として発展してきました。創業以来、地域の方々の日常酒を造り続けてきた私たちは、これまで培ってきた焼酎造りの技と文化を磨き続け、志布志から世界に向けて発信していきます。