ご挨拶
1968年に地元の蔵元5社で若潮酒造が設立され、2021年8月に54年目を迎えることができました。
昨年より続くコロナ禍で、アルコール業界はかつてない大変苦しい状況を強いられております。その中でも、大きな影響を受けている全国の飲食店の皆様に対して、何か寄り添うことができないかと、私たちができる取り組みを模索し、対策を立ててきました。まだまだ苦しい状況は続くと思いますが、どんな状況でも「近くに寄り添い、共に進むことのできる」蔵元でいたいと思います。
ここ数年、「世界品質を目指した酒造り」をコンセプトに、ロンドンの酒類コンテストであるIWSCへの出品や、芋焼酎ベースのスピリッツの開発等、世界に焼酎を広めるために、私たちができる取り組みを考え、行っております。また、SDGsへの取り組みとして地元のいちご農家さんとのパートナーシップで新しい商品の開発にもチャレンジしました。こうした新しい取り組みが、焼酎の更なる品質アップにも繋がっていくと考えております。
ぜひ、若潮酒造の焼酎を手に取り、楽しんで頂けると幸いです。 これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
2021年8月1日
若潮酒造株式会社
代表取締役社長 上村 雅彦

若潮酒造の歩み
昭和43年 | ・「若潮酒造協業組合」設立。内田酒造、下戸酒造、東條酒造、稲付醸造、上村醸造の5社が協業。 |
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昭和54年 | ・鹿児島県本格焼酎鑑評会にて優等賞代表を初受賞。 |
平成元年 | ・伝統の木樽蒸留、かめ壷仕込みを復刻し『千亀女(せんがめじょ)』を発売。 |
平成15年 | ・手造り蔵「千刻蔵(せんごくくら)」の完成。 |
平成17年 | ・長期貯蔵酒用「千刻蔵トンネル貯蔵庫」が完成。 |
平成20年 | ・協業組合を改め「若潮酒造株式会社」となる。 |
平成21年 | ・鹿児島県本格焼酎鑑評会、熊本国税局酒類鑑評会にてW代表受賞。 |
平成29年 | ・設立50周年を迎え『さつま若潮』を『さつま白若潮』にリニューアル。 |
令和元年 | ・スピリッツ製造免許を取得し、木樽蒸留製ジャパニーズスピリッツ『424GIN』を発売。 |
令和2年 | ・COVID-19の流行に伴う消毒用アルコールの不足に対応するため、高濃度スピリッツ『WAKASHIO 77&65 SPIRITS+』を製造。 |
令和3年 | ・鹿児島県本格焼酎鑑評会にて総裁賞受賞。『さつま黒若潮』が最高点獲得。 |

社名 | 若潮酒造株式会社 |
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所在地 | 〒899-7104 鹿児島県志布志市志布志町安楽215番地 |
代表者 | 上村 雅彦 |
設立年月 | 昭和43年8月 |
事業内容 | 単式蒸留しょうちゅう、スピリッツ、リキュールの製造及び販売 |
資本金 | 4,800万円 |
従業員数 | 35名 |
敷地面積 | 23,420㎡ |